歯周病治療

ホワイトニングは方法の違いによって「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」に分類されます。

「オフィスホワイトニング」は歯科医院で歯科医によって行われるホワイトニング、「ホームホワイトニング」は自宅でご自身がマウスピースを使用し行うホワイトニングのことをいいます。

一般的に短期間で効果を得たい場合はオフィスホワイトニングが第一選択となります。オフィスホワイトニングは高濃度のホワイトニング剤を使用し、さらにレーザーなどを当てて薬剤の効果を高めるので、ホワイトニング効果を短期で引き出すことができます。当院では最新のオフィスホワイトニング「ティオン」の導入を開始いたしました。「ティオン」は
アメリカでは2006年に発売されていたのですが、日本では中々承認が下りずに発売されませんでした。そして2010年11月にようやく日本で発売になりました。その効果は従来のものに比べてもすばらしく、その場で白くなったことが実感できます。しかも、実はここが一番すごい点なのですが、
従来のオフィスホワイトニングが持っていた最大の問題点、歯がしみたり
痛くなったりすることがほとんどなくなりました。これは驚異的なことです。


1時間ちょっとのお時間で、たった一回で、どなたの目にもはっきりわかる白さが
得られます(元々がグレー系統の歯の場合、白さが出にくいため、ホームホワイトニングを
併用することをおすすめします)。

ティオン オフィスホワイトニング
ティオン オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、短期間で効果がでる分、短期間で色が後戻りしやすいという欠点がありますが、白くなった歯を維持するためにホワイトニング専用の歯磨き粉を使用したり、ホームホワイトニングを併用していただくことでその欠点を取り除くことができます。

マウスピース
マウスピース

当院ではホームホワイトニングは2種類ご用意しています。マウスピースを使用して薬液をその中に注入して行うタイプと、ペンタイプ(マウスピース不要)があります。マウスピースタイプは2時間/1日を2週間継続して使用することでその効果が得られます。ペンタイプは2回/1日漂白したい歯に直接塗り、その後30分飲食を控えるだけです。ホームホワイトニングは単独で使用しても、もちろん漂白効果がありますが、よりホワイトニング効果を実感したい方にはオフィスホワイトニングとの併用をおすすめいたします。 ホワイトニングを行う前に、担当の歯科医とよくご相談の上、ご自身の負担にならないホワイトニング方法をお選びください。

ティオン ホームホワイトニング
ティオン ホームホワイトニング

注:授乳中・妊娠中・妊娠の可能性のある方は、ホワイトニング開始前に必ずご相談ください。

ホワイトニングの安全性

ホワイトニングって危険なんじゃないの?そんなふうに思われている方も多いのではないでしょうか。しかし、ホワイトニング剤の安全性は認められていますし、事故が起こった等の報告もありませんので、あまり神経質になる必要はありません。もともとホワイトニング剤の主要成分である過酸化水素は、歯肉炎や歯周病の治療のための口腔内洗浄や殺菌に長年使用されていました。消毒剤のオキシドールは、3%濃度の過酸化水素水です。過酸化水素からは、微量の活性酸素が発生しますが、人体への影響はほとんどありません。また10年以上も前からホワイトニングが流行しているホワイトニング先進国アメリカでは、現在でも90%以上の人がホワイトニング経験者であるという事実からもその安全性が示唆されます。オフィスホワイトニングでは、高濃度過酸化水素を使うため、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士などのプロが唇や皮膚に薬剤がつかないように行います。(高濃度過酸化水素は、歯肉や唇につくと脱色されて白くなったり、火傷を起こしたような痛みを感じます)ホームホワイトニングで使用する低濃度の10%過酸化尿素は、アメリカのFDA(食品医薬品局)や ADA(アメリカ歯科医師会)でも安全性が認められており、万が一飲んでしまっても体への影響はありません。ただし、ホームホワイトニングは正しく行わないと、エナメル質の薄い日本人は知覚過敏などの症状がでる場合もありますので、ホワイトニングの時間やホワイトニング剤の量など、歯科医師や歯科衛生士の指導に従いホワイトニングを行う必要があります。また、ホームホワイトニング、オフィスホワイトニングいずれの場合でも、ホワイトニング剤の PHが5.5以下だと歯のエナメル質のカルシウムが溶け出し(脱灰)、 歯の表面が荒れて部分的な白濁が起こるおそれもあるので注意が必要です。

ホワイトニングの安全性を知ったうえでも、まだお口の中に薬剤に含むことに抵抗を感じる方もいらっしゃる事と思います。当院で取り扱うホームホワイトニングキットは、日中の2時間だけの使用ですので、薬剤を誤飲・摂取する危険性はまずありません。ただ、現在授乳中・妊娠中・または妊娠の可能性のある女性は、出来るだけホワイトニング開始時期を避けることをおすすめします。 また、マウスピースに注入するホワイトニング剤(ジェル)の量や歯の状態によって、染みたり、敏感になったりする場合もありますが、殆どの場合が不慣れによるものですので、薬剤の量を減らしたり、装着時間を短くしたり、ホワイトニング回数を少し減らすなどして工夫することで解決します。

ホワイトニングのメリット

自然な美しさを手に入れることができる

歯の漂白と言われているホワイトニングのメリットは自分の歯で行うことができる、という点です。自分の歯を削ったり、抜いたり、傷めたりすることなく、白くすることができるのもホワイトニングのメリットです。歯の色を明るくしていくので不自然な白さにならず、自然な白い歯を手に入れられます。回数によって白さを調整できるのもメリットの一つです。他人に気づかれずに、自然と白くすることも可能です。また、歯を削ることもないので自分の歯がある限り何度でも繰り返し行うこともできます。

人工的なホワイトニングとの比較

ホワイトニングと言われる方法には、ラミネートベニアやクラウンなど人工的な方法で歯を白くする方法があります。これらと比べると、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングは価格が安いというメリットがあります。また、セラミックのシェルは割れやすいというデメリットがあり、使用できる場所にも制限がありますが、通常のホワイトニングは気になる部分に施せるというメリットがあります。失敗したら元に戻せないというデメリットもないのが通常のホワイトニングです。

デメリットも考慮する

ホワイトニングは気軽にできる治療となってきていますが、メリットだけでなくデメリットもあるということも忘れないでください。通常のホワイトニングは1回の施術で完了することはないこと、効果は半年~1年で、その後は追加のホワイトニングが必要になること、その分料金がかかること、また、どのような歯にもホワイトニングが可能ではなく、人工の歯や変色が激しい歯などにはホワイトニングはできないことなども覚えておいてください。メリットもデメリットも踏まえたうえで、自分の希望する方法を選択し、健康的で白く美しい歯を手に入れましょう。審美歯科もたくさんあります。それらの情報もしっかりと入手して満足のいくホワイトニングをしましょう。

ホワイトニングの欠点

知覚過敏

冷たいものをお口に含むと起こる知覚過敏。ホワイトニングの欠点として挙げられるのがこの知覚過敏です。歯の構造は表面がエナメル質で、その下に象牙質があり、歯の中の神経を保護しています。その象牙質に刺激が伝わると痛みを感じます。これを知覚過敏と言います。刺激が伝わるのは、歯の先が削れてしまっている場合やエナメル質が薄くなってしまった場合などがあります。なぜホワイトニングで知覚過敏になるかというと、ホワイトニングに使用される薬が原因です。象牙質が出てしまっているところやエナメル質に細かいひびがあると、ホワイトニング剤がそこにしみて、痛みを感じるのです。しかし、この欠点は一過性のものと言われ、ホワイトニングが終わればこの欠点もなくなります。

真っ白の歯にはなれない

薬剤を使用したホワイトニングは、その主成分である過酸化水素や過酸化尿素の作用で、歯を明るく見せることができます。しかし、ホワイトニング剤の成分を活性化させて歯を白くする方法の欠点としては、歯の白さを追求するには限界があるということです。芸能人のような真っ白な紙のような白さにはなり得ません。また、欠点として挙げられるのは、一度ホワイトニングをしても永久的ではないということ。タッチアップなどで追加のホワイトニングをする必要があります。もっと白くしたいという場合は歯の表面を削ってセラミックのシェルをつけるラミネートベニアなどの方法があります。

真っ白な歯になるホワイトニングとその欠点

芸能人のような真っ白な歯になるには、通常のホワイトニング剤を使用したホワイトニングでは無理なので、その場合はラミネートベニアなどの方法があります。この方法は歯を削って行うホワイトニングの方法なので、欠点と挙げるとすれば健康な歯を削ってしまうことです。健康な歯を削るということは、歯にダメージを与えるということになります。この方法は治療費が高いということも欠点と言えるでしょう。割れやすいのも欠点です。このような欠点も踏まえて、歯科医とよく相談しホワイトニングの方法を選びましょう。

ホワイトニング直後の注意点

トレー装着時
トレー装着時

自宅でできるホームホワイトニングは気軽にできて、費用も安いことからお勧めのホワイトニングの方法ですが、注意点として自分で管理しなければならないという点があります。ホワイトニング終了後、歯はとてもデリケートな状態です。このような時に着色料の強いもの(コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレー、ケチャップ、キムチなどの色が濃いもの)を食べたり、飲んだりすると色が戻りやすくなるので注意が必要です。また、注意点として喫煙もあげられます。タバコのヤニは歯に着色しやすいので、ホームホワイトニングの効果を下げると言われています。ホームホワイトニング後1時間は我慢しましょう。

通院からホワイトニングまでの流れ

(事前検査からホワイトニング実施まで)

1.電話でご予約 078−321−5085

まずはご予約をおとりください。

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2.カウンセリング・事前検査

ホワイトニングキットや施術法の説明を行います。
また、歯科医院でホワイトニングできる歯か、そしてホワイトニングしても効果があるかの見極めを行います。虫歯が完治していない場合、歯周病が完治していない場合などは、完治後にホワイトニングを行います。

↓
3.歯のクリーニング

歯の表面の汚れを、専用の器具を使用しクリーニングさせていただきます。

↓
4.ホワイトニング方法の選択

ご要望に応じたホワイトニング方法を提案させていただきます

↓
5-a.オフィスホワイトニング

歯科医院でオフィスホワイトニングをおこないます。
→必要に応じてホームホワイトニング(ペンタイプ)

5-b.ホームホワイトニング

マウスピースの準備・型とり。
ホームホワイトニング用のマウスピースを作成するためにお口の型をとります。
数日後にホワイトニング用の(お急ぎの方には1~2時間程度)マウスピースをお渡しいたします。
ホワイトニングキットとマウスピースを自宅に持ち帰り、マウスピースにホワイトニング剤(ジェル)を注入し、ホームホワイトニング開始。

ティオン ホームホワイトニングティオン ホームホワイトニング

以上が、最初の診察から自宅でホワイトニングを行うまでの概要になります。

治療費用

当院では、安さを追求するのではなく、”歯科医師による安全で確実なホワイトニング”を前提とした、”自信をもってオススメできるホワイトニング”を提供いたしております。

治療 費用(税込)
スケーリング 保険適応
クリーニング 上顎のみ
5,250円
下顎のみ 5,250円
オフィスホワイトニング 上下12本 31,500円
ホームホワイトニング トレー上顎用 
10,500円
トレー下顎用  10,500円
ジェル2本(約2週間分) 10,500円
追加ジェル2本 5,250円
ペンタイプ リフィル1本入 4,410円
リフィル3本入 10,290円

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関本歯科 電話番号 078-321-5085